リモートモブプロ体験会に参加しました

最近、業務でモブプロやる機会が増えてきてます。

リモートワークがメインになったことでコミュニケーションが減ってしまい、一つの打開策になりうるのではと思って提案してみたら、乗ってきてくれる人がいたのがきっかけ。

前々からチーム内のスキル差が課題にはなっていたし、これを機に布教していけばチーム力を上げることができるじゃないか!と思いながら試行錯誤してます。

で、そんなことを始めたころに丁度良く、「リモートモブプロ体験会やるから遊びに来て!」とお誘いいただいたので行ってきました。社内のイベントです。

体験会の概要

アジャイルの社内コミュニティがありまして、その中でモブプロやってみたい!という声から企画されたんだと思います。(適当)

リモート(Teamsでした)で集まった人は多分20人くらいいました。
興味はあるけどやったことないって人が多い様子。

事前案内では以下のような環境でやるとのことでした。

  • Pythonを書く
  • ホワイトボードはMURAL
  • ソースはrepl.itで共有しながら書く

MURALとrepl.it使ったことないのでそれだけで楽しそう。

参加した

人は20人くらいいたけど、見学の人が多数でコーディングは5人で実施。
最初は見学してようかと思ってましたがなりゆきで参加することになりました。

メンバーはほぼ全員初対面。
けど無駄にハイテンションで始まったので、特にギクシャクもなく。
もうこの時点で楽しい。ノリが楽しい。

ルール的なものは勢いで決めていく感じで、とりあえず5分×5人終わったら一度振り返りを挟むことになりました。
それを2セットやったら時間もちょうど良さそう。

replになかなかつながらないメンバーがいたりちょっとドタバタしつつ、何とか始まって、最初に出てきたのが「さて何書く?」でした。
まさか決まってないとは思わなかったけど、とりあえずFizzBuzz書こう!とスムーズに決まって、細かい仕様をコメントで書いていきます。

Pythonは私が「完全に理解」している程度で、ほかの人は未経験だったので、文法を調べつつという進め方です。

とりあえずシンプルに、100までの数字をFizzBuzz出力することを目標にして、1週目。

ルールも何もない状態から、「仕様をコメントに書いてこう」「文法分からないところは先に調べる?」というかんじでサクサクと場が整っていきます。出会って10分かそこらでこれはなかなか素晴らしいのでは!

まぁシンプルな実装ではあるけど、1週目の目標は見事達成!イエーイ。

ふりかえりはFun/Done/Learnで。これは見学者も参加してもらって、「楽しそう!」とのコメントも。楽しいです。

2週目は少しカスタマイズしていくことにしました。固定で100だった最大値を、入力を受け付けて指定できるようにします。

始まると細かい仕様をどうしようかという話がでてきて、「上限値決めとかないとやばいことになるな」「0以下もチェックしよう」「数字以外はどうする?」みたいに少しずつ認識合わせされていきます。良き。

この辺りからそれぞれが個人の振る舞いを無意識に工夫するようになっていて、仕様コメントとの整合を確認する人、ロジックにアドバイスする人、先回りして必要そうな文法調べる人、って感じでチーム味が増してきました。スピード感を意識してる雰囲気が感じられます。

あと1週目の時もそうでしたが、かなり細かく、ちょっと書いてはすぐに動きを確認していて、期待通りに動くたびに毎回小さい歓声が上がるんです。これが本当に良かった!

一方で、これは結構言語特性がありそうだなーと思ったりもしました。PythonみたいにサクッとRunできるものはより良さそう。ビルドに時間かかると、こういう体験会では少しテンポが悪くなりそうな気もしました。まぁ実務なら慣れでなんとかなるかな。

そんな感じで2週目も無事目標達成!
わいわいがやがやとあっという間でした。

感想など

モブプロもPythonも初めての人がほとんどで、「あれってどうすんの!?」「これってどうすんの!?」という感じでしたが、全員が積極的にこの場のルールを築いていく動きをしていて、これぞ!って感じがしました。

スキル差が無かったのもよかったかもしれません。
下手にリーダー的な動きも出てこなかったし、本当にみんなでワイワイと学べ!進めろ!っていう勢いで突っ走ってました。

仕様決めからやったことで、参加者も見学者も「みんなで決めていく」ということのイメージが気づきとして得られたみたいで、とても有意義な場だったと思います!

ふりかえりで「少人数の研修に活かせそう」っていうとがあって、たしかにモブプロで新入社員研修とかやったらめちゃくちゃ盛り上がりそうだし、チーム開発の精鋭達が生まれそうだし、これはもうやるべき!笑

2時間という短い時間でしたが、楽しさ的にも学びの量もコスパ最高でした!どんどんいろんなメンバーでやっていって、モブプロ現場増えるといいなと思います。

おしまい。

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