Scrum Evening 2020 in Tokyo イベントレポート

RSGTの前日、1月7日(火)にLTやってきました。
場所は御茶ノ水、 株式会社タンバリンさんにお邪魔してきました。

https://tambourine.connpass.com/event/159532/

話してきた内容はまた別途。
今回はそのほか聞けた話のレポート。

発表

枠2つ。

スクラム経験談等々

株式会社AmidA 山本さんのお話し。
関西のイベントで話された内容とのこと。
盛りだくさんですべてメモしきれなかったので、特に印象に残ったところだけ。

  • すべての仕事の流れをあつめて、進捗させることに注力する。
  • 「出来上がってすぐに使えるものかどうか」でそのバックログアイテムにすぐに取り掛かるべきかを決める。
    ⇒使える状況かどうかも含めて。
  • スクラムと現状運営のギャップから、マネジメントできていないと見られることがあった。
    ⇒自己組織化されているが故に、管理上必要であるはずの情報を知らない、と見られる。

組織として受け入れられるかどうか、という点が重要になってくるなと感じました。
どうしても、既存のやり方や文化に引っ張られて本質からずれてしまうというのはよくある話だけど、それを矯正する動きを実現するのってそれが正しいと頭でわかっても難しい。
個人的に、推進者として最終的に目指すところでもあります。
そのあたり、いかにスムーズに持っていくかは論理性と実績がものをいうのかなあ。

CSD研修の話

株式会社タンバリン 田中さんのお話し。
CSDトレーニングを受けてきたそうで、その概要など。

5日間という長めの期間で、スクラム実戦形式で行われる様子。
TDD、CIなどの話も出てくるようで、そのあたり実践不足の自分にとってはかなり魅力的です。

前々から気にはなっていた研修なので、参考になりました。
費用さえ何とかなれば受けたい。

LT枠

枠は3つ。

絶体絶命の状況から即席スクラムで脱出した話

突如消えたプロジェクトメンバー。
残り30日で残業なしの制約の中、スクラムで危機を脱したというお話でした。

即席スクラムってことで、デイリースクラムとタスクボードを導入。
1周やったら手ごたえがあり、継続してスクラム形式やってたら、なんと前倒しておわったという。

ポイントは、タスクボードのおかげでそれを見た周りのチームが助けてくれたとのこと。
これはスクラムチームにこだわりすぎてしまうとなかなか得られない良い効果だなと思ったし、これができるだけの組織としてのチーム作りは見習っていきたいところです。

形だけではなくて、プラクティスで狙った効果が発揮されていて、やっぱりこうでなくちゃね!と感じました。

たった一つの質問でマインドセットの灯をともせ!

これは私がしゃべったやつ。
詳細はまた後日書きます。
スライドはこちら

アジャイルから転落しないために

最近いろんなところで会って仲良くさせてもらっている@nolick1219さん。

  • アジャイルは、巨大なボールの上に”乗り続ける”イメージ。
  • アジャイルマニフェストの4つの価値と12の原則を常に移動する「16個の頂点」と捉える。
  • 転げ落ちないように、ボールの重心を見つけてバランスをとっていく必要がある。
  • 何か一つだけを考えてもだめ。すべて大切で、均衡点を探していくことが重要。
  • 転落しないために、価値と原則に向き合い、自分たちでかみ砕いて落とし込む。

すごいアジャイルコーチっぽいというか、調和や共感を重んじるnolickさんらしい内容だと感じました。(私の勝手なイメージですが。)

一人でずっと考えていると、何か一つの視点に執着してしまうことは自覚していたのですが、それが言語化された感じがしてすごい納得感がありました。
人に相談したり立ち戻って考えるタイミングを作ったり、状況を客観視して分析できるようにしておきたい。

感想など

実は社外でのLTは初だったので、緊張気味でほかの人の話を聞いていてもなんかふわふわしていました。
それでも、どの方の内容からも気づきがあって、やっぱりコミュニティはいいなぁ。

会場にはRSGTに参加予定の方も結構いて、翌日再開できたりしました。
地方の方々が集結していたりして、参加しやすい日程。これは毎年恒例化?笑

途中機材トラブルがあったりはしたけど、楽しかったです。
次回があったらまた是非参加したい。

最後に、LTは余裕をもって準備しましょうね。当日朝にテーマ決まるのとかやめようね。(自戒)

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